デザインコンテスト コンペ 公募のNPO法人日本総合デザインサポート協会(JGDSA) 

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第3回家具デザインコンテスト2012 結果発表

募集内容

自由な発想の家具デザイン
(イス・テーブル・その他小物含む室内インテリア等)

テーマ

「愛される家具」

今回は、グランプリ賞の1作品を選びかねましたので、
準グランプリ賞としまして、3作品、オーディエンス賞として、2作品を選ばせていただきました。
下記に共に発表いたします。更に、講評を頂いておりますので、掲載いたします。

<準グランプリ賞>

releve

作品名:releve
作者名:加瀬 秋彦

この作品は使っていない時の家具のあり方を新しい切り口で提案している作品です。我々は経験により四角い箱があれば重力によって底の一面が床に接地 している姿を知っています。この作品はその意識をうまく利用して、不使用時は少し傾けることで見なれた四角い箱に時間が止まったかのような不思議な感覚を 与え、家具としての存在感、この作品の場合ですとスツールとしての姿を消すことができます。この新しい切り口が評価された作品です。

±6mm table

作品名:±6mm table
作者名:塚本 美幸

この作品は全ての寸法に僅かな歪みが付けられており、同じテーブルでありながら見る角度、座る場所により異なった感覚が得られる作品です。 言われなければ気付かない程の歪みが与える僅かな感覚の差異は、長年使っていく中で時々「あれっ?」と感じる程度だと思いますが、その僅かな感覚に着目した点が特に評価されました。

ONESHELF

作品名:ONESHELF
作者名:佐々木 健五

この作品は棚板の代わりに取り外せる二種類のトレーが置かれたシェルフの提案です。 トレーを複数並べてみるとそれぞれの間に仕切る機能が潜んでいる事に気付きます。この作品はそれを利用して棚板を全てトレーにし、それぞれに独立したスペースを提供しています。構造や素材等検証すべき点はありますがシェルフとその周辺の新たな可能性を感じさせる作品です。

<オーディエンス賞>

releve

作品名:releve
作者名:加瀬 秋彦

waiter

作品名:waiter
作者名:廣瀬 友香里

FRAME SERIES

作品名:FRAME SERIES
作者名:古川 真直